昔読んだ本のタイトルが思い出せずモヤモヤしている、なんて事はないだろうか。とは言え今の時代、同じような悩みは記憶している内容から適切なキーワードを選び出しGoogleなどで検索を掛ければ割と簡単に解決してしまう。自分においてもそうである、ただ一冊を除いては。
と言うわけで思い出す度に調べたが、インターネット検索などでは遂に辿り着く事のなかった本について書く。細かい部分まで具体的にかなり突飛な内容を覚えているので妄想によるものでは無いと確信しているが、年月を経るに従ってそれも曖昧になりつつある。
はたして以下の様な本をご存知の方はいるだろうか。正直言ってもう一度読みたいとか細かく確認したい類の物ではないのだが、とにかく気になっている。タイトルなどわからなくても読んだ事がある方は御教示いただきたい。少なくともこの本が自分の脳内で創り出されたもので無い事ははっきりするので。記憶違いやはっきりしない部分もあるが、上から順に確からしいと考えている項目となっている。
- 内容(頭から順に箇条書き、コンピュータゲームに関する内容は他の文章と混同している可能性あり)
- 筆者がいかにしてドラクエと巡り合い好きになったか
- 「自分が主人公」のゲームの新鮮さ 対比として後続の主人公が喋るRPGや操作キャラが複数で誰が主人公かわからないゲームでは魅力半減と述べている(FF6などを挙げて)
- ドラクエに触発されて児童館などでRPGにおけるNPC役の大人を配して宝探し?ゲームを企画した。 それぞれの大人はドラクエのNPCのように単一の情報しか与えないが子供達はいろいろな事を聞き出そうとするなどのエピソード
- ここからRPGとリアルの差を真剣に考えはじめる
- 自分の人生で主人公たるにはやるべき事があるのではないか(ここから内容の風向きが変わってくる)
- やるべき事のために出かけよう
- 船を使ってロシア領(樺太だったか)からトカレフを密輸入した
- 現地で買った大きな袋に入ったキムチの中に隠して税関へ 強烈なキムチの匂いがあっても検査すらされずあっさり通れた
- 東京に戻りその足で皇居へ 皇居中心部の空に向かって発砲(ここで唐突に本が終わる)