エネループよりオイルでしょ!

もう冬も終わりそうなのに、寒い時期のお供なグッズの話。この物体が今回の話題の中心です。ZIPPOと書いてありますがライターでは無いですよ。形状は良く似てますが点火機構や、着火芯になるような物が無い事が写真から分かるかと思います。
 
実はカイロなんですが、自分にとってはこの季節は手放せない、というくらいに便利なものです。


使い方が面倒そうだと感じる方もいるかも知れませんが、すごく簡単です。まず、キャップを開けてさらにバーナー部分を外し、中にライター用オイルを注ぎます。このとき入れる量で発熱時間が変わります。(自分はもう慣れているので直に注いでいますが、正確な量を入れたい場合は計量用タンクが付いてくるのでそれを使います。)

あとはバーナー部分を取り付けてライターなどで点火すればすぐに暖かくなります。バーナー部分は白金の酸化触媒になっていて、炎を出して燃えるわけではありません。(少し赤熱しているのが見えることもありますが。)
 
あとはキャップを閉じて使用すれば良いのですが、手で持てない程度までには熱くなるので必ずフリース袋に入れて使います。

今年の冬で使いはじめて3年になりますので、フリース袋がなかなか年季が入っているのがわかるかと思います。燃料となるオイル以外にも火口のバーナー部分も消耗品で目安として1シーズンに1回ぐらい交換の必要があります。
これらを総合すると、使い捨てカイロと比較して良い点は

  • 発熱量―体感では倍ぐらい違います
  • 経済性―使えば使うほど得になる
  • 持続時間―最大約24時間持続

逆に悪い点は

  • メンテナンス―オイル・バーナーの消耗品を買い足す必要あり

こんな感じでしょうか。
このカイロ、実はZIPPOの製品というよりハクキンカイロのデザイン違いOEM製品と言った方が正確です。海外向けサイトによれば使える燃料はハクキンベンジン、Zippoオイル、ホワイトガソリンとなっているので、これらならどれを入れても大丈夫ということになります。この中で一番手に入りやすいのは、コンビニでも売っているので断然ZIPPOライター用オイルですが、単価を考えると一番高いので他の燃料を取り寄せるとお得になります。
最近のカイロといえば他に思いつくのが充電式のものです。エネループカイロという商品名で売られているのを目にします。実際自分で使用したことはないのですが、エネループ・オイル両方のカイロを使った経験のある人の話によれば発熱量・持続時間にかなり不満がたまるそうです。使い捨てカイロと同程度に暖まるためには"強"モードにする必要があり、そうすると実稼働時間が3時間程度になってしまうとか。この理由はおそらく、エネループ(=ニッケル水素電池)は温度が高くなると性能特性が落ちるので、発熱体との間にかなりきっちり断熱材を敷いてある製だと思われます。そのため、見た目の体積ほど電池容量が少ないのでしょう、一番小さいタイプが片面発熱モデルなのもこういった理由からでしょう。ほかに充電池といえば、ノートパソコンなんかに用いられるリチウム電池がありますが万が一の時に爆発の危険性があるので、温度変化の履歴が沢山あるような用途には向いてないと思われます。ましてやカイロの場合、体に密着させて使うものですし。(ニッケル水素電池はその意味では問題なく、危険性はありません。)そんなわけで、個人的には充電式カイロはこれ以上のスペックアップは難しいのかなという気がしています。ただ、家で手軽に充電してまたは単三電池を使ってちょっと買い物に行く、なんて使い方には他のカイロより手間がかからずで良いかと思います。

SANYO 両面暖かい 充電式カイロ 「eneloop kairo」 (ブラック) KIR-SL1S(K)

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SANYO 充電式カイロ 「eneloop kairo」 (ブラック) KIR-S3S(K)

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