レビュー:"100 YEN: The Japanese Arcade Experience"

一部で話題だった日本のアーケード文化を扱ったドキュメンタリー映画。資金難で製作が遅れていたのがクラウドファンディングなどを使ってやっとDVDでリリースされました。最初のトレーラー公開から実に2年半、正直言って自分も忘れかけていたぐらい。

100 YEN: The Japanese Arcade Experience from Strata Studios on Vimeo.

100 Yen: The Official Story Trailer from Strata Studios on Vimeo.

 

内容はほとんどトレイラーの印象と変わらず、日本のアーケードゲーム文化を関係者インタビューと映像で紹介するもの。日本のアーケードの原点であるインベーダーから始まりシューティング・格闘ゲーム・音楽ゲームを話の軸に展開される。

前半部分を見た時点では「日本のアーケードゲームを美化しすぎかな」とも思ったけれど、後半では現状の苦しい部分もきちんと語られている。その打開策の一つとしてラウンド1の時間貸し型の複合施設の例が紹介されていたり、かなり掘り下げて調べている印象も。

 全体的に日本のアーケード文化に対する愛情を感じるけれど、単に賛美するだけではなくバランス感覚を感じられた。

日本語字幕の翻訳についてはかなりレベルが高い。「いう」が「ゆう」と書かれていたのが気になった程度で意訳部分も不自然なところは特になかった。日本人のインタビューは日本語以外の言語の時だけ字幕が出るようになっていて、被せられた英語吹替を聞きながら日本語字幕を追う間抜けな事をしなくて良いのも好印象。

まとめとして人生のどこかの時期にゲームセンターに通い詰めた経験のある人にはお勧めする。自分自身もずいぶん足を運んでないけど、街で見かけたゲームセンターにフラッと入ってみようかななどと考えたり。

 

DVDはオフィシャルページのストアから注文可能。日本から頼んで送料込み$39.98だった。

100 Yen: The Japanese Arcade Experience | Insert coin. Blow your mind.

 

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