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Hearthstone(ハースストーン) ~ ドラゴンレノウォリアー簡易ガイド

始めに

今回は初心者用の記事はいったんお休みして最近のデッキのマリガン/プレイガイドをお届けする。そのデッキとは最新のソロアドベンチャーのレジェンドカードであるレノ・ジャクソン(Reno Jackson)を採用したドラゴンウォリアー。元SCARZのプロプレイヤーのvoidさんがJCGで使用していた。この記事はLOKShadowがHearthpwnに執筆したガイドにvoidさんがコメントを加筆したものの英語部分を和訳したものである。

 

 

オリジナル記事

voidspace.hateblo.jp

そのまたオリジナル

[Top 5 NA Legend] LOKShadow Reno Warrior - Hearthstone Decks

翻訳について

かなり意訳をしてゲームをプレイしている人が日本語で自然に読めるように努力したつもりである。例えばCycle Cardはカード循環を促進するカードということだが、ハースストーンでは一度プレイしたカードを再利用するようなことはほとんどなく、ドローカードとほぼ同じ意味なのでそのように訳した。

また大元のガイドに対してvoidさんが付記したコメントはこのような引用形式で記してある。

デッキリスト

これはvoidさんがtwitterにJCG使用デッキとして紹介したものを日本語化したリスト。実は大元のLOKShadowのリストから数枚変更が加えられていて、そのためにプレイガイドにはここに入っていないカードに言及している部分もある。その点に関しては「プレイングの基本は同じ」と理解すればいいだろう。オリジナルのデッキリストを知りたい場合はLOKShadowのガイドを参照のこと。

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マリガン/プレイガイド

レノウォリアー全般のガイドとして

戦略/マリガン
基本的にコントロールウォリアーと一緒。

戦略の殆どがコントロールウォリアーと同じで(ドラゴンシナジーに関しては)以前書いたドラゴンウォリアーのガイドに詳しいが、ここでは最近のメタで新しく出てきたデッキとのマッチアップについて述べる。

ドラゴンレノの場合、それほどマリガンでドラゴンシナジーは意識しなくてよい。むしろアグロからミッドレンジ相手ならレノジャクソンを探したほうが勝ちやすい場合が多い。武器、ドローを優先していこう。
あとはLOKのガイドと一緒。
ウォーロック

現状で対戦するのは殆どが闇の売人を採用したZooかレノ・ジャクソンが入ったハンドロック(レノロック)の2つのデッキのうちどちらかである。

Zooに対しては 叩きつけ烈火の戦斧デス・バイトなど前半から使える除去カードを持っておきたい。もし相手のデッキがZooである確信があるならばレノ・ジャクソンは完全ヒール+4/6ミニオンで非常に効果的なのでキープしても構わない。武器を効果的に使い、除去をドゥームガードドクター・ブームマルガニスに残したり、乱闘報復を最大限生かせるように立ち回る。(場合によっては報復のためにヘルスが12を切るまではアーマーを積むカードを控えた方が良い事もある)デスウィングは相手の手札が(殆ど)無い状況か相手が挑発{ヴォイドウォーカーアルガスの守護者それぞれ2枚ずつ}を使い切ったところで出すと良い。

ハンドロック(レノロック)に対してはやはり溶岩の巨人を低コストで出させないためにフェイスを殴るのを控えてボードコントロールに徹するのが有効だ。マリガンではいつも通り武器をキープするのに加えて、早い段階で出てくる巨人*1への対応として止めの一撃大物ハンターがほしい。意識するのはボードを保つこととゲーム終盤の立ち回りだ。ジャスティサー・トゥルーハートを引くことで守りを固め死にづらくなる。ドローカードやイセラはハンド切れを防ぐのに有効で、ハリソン・ジョーンズは理想的にはロード・ジャラクサスへの対応策として残し試合を決めるのに使いたい。デスウィングは最強のボードリセット手段だが必ず相手の大物ハンタードクター・ブームバロン・ゲドングロマッシュ・ヘルスクリームなどで消費させてから使う事。

 

対ウォリアー

ウォリアー戦でまず始めにやらなければならないのは相手がパトロンかコントロールか判断することだ。早めの鎧職人(Armorsmith)投下や武器の装備、ヒーローパワーをあまり使わない、手動操縦のシュレッダー(Piloted Shredder)が出てくる、などの場合はパトロンデッキである可能性が濃厚だ。マリガンではパトロン展開を考えた乱闘(Brawl)、武器、ハリソン・ジョーンズ(Harrison Jones)、および相手がコントロールだった時の為ジャスティサー・トゥルーハート(Justicar Trueheart)をキープする。

パトロンに対してはドローカードは普通に使ってよいが、AoEパトロン展開に、またハリソン・ジョーンズ(Harrison Jones)は相手のデス・バイト(Death's Bite)を破壊する対策カードとして取っておく。また、現在のパトロンのリストにはドクター・ブーム(Dr. Boom)、グロマッシュ・ヘルスクリーム(Grommash Hellscream)、場合によっては炎の王ラグナロス(Ragnaros the Firelord)などが入っているため除去カードもそれらを意識して使わないでおく。

コントロールに対してはどうしても相手の行動に回答が必要な場合以外はドローカードを使わない。(これは何を意味するかといえば叩きつけ(Slam)はヘルスが2のミニオンを処理するのに使う・苦痛の侍祭(Acolyte of Pain)は場に出さない・シールドブロック(Shield Block)は使わない・状況によってはハリソン・ジョーンズ(Harrison Jones)を手札にとどめる、ということである。)苦痛の侍祭(Acolyte of Pain)は必ずしも完全に腐る手札ではなく、相手がシルヴァナス・ウィンドランナー(Sylvanas Windrunner)を出してきた際には断末魔で奪わせることを考える。ミラーマッチ(対コントロール)はジャスティサー・トゥルーハート(Justicar Trueheart)をいかに早く引くかと除去をどれだけ効果的に使うかでほぼ決まってしまう。二枚目のシールドスラム(Shield Slam)と処刑(Execute)は無いとはいえこのデッキには相手と同じ枚数の除去カードがある、従って跳ね回る刃(Bouncing Blade)とクラッシュ(Crush)を効果的に使うことを考えておくこと。このマッチアップは疲労(Fatigue)によって勝つことができる。なぜならヘルスにプレッシャーを与えるために使われるアレクストラーザ(Alextraza)の効果をレノ・ジャクソン(Reno Jackson)によって無効化できるからである。

 

対メイジ

フリーズメイジに対してはジャスティサー・トゥルーハート(Justicar Trueheart)とレノ・ジャクソン(Reno Jackson)によって相手のアレクストラーザ(Alextraza)の効果を帳消しにできるのでかなり楽に勝つことができる。除去をキープしてソーリサン皇帝(Emperor Thaurissan)と大魔導士アントニダス(Archmage Antonidas)への回答を持っておくようにする。

テンポメイジに対しては火力を出し尽くさせて勝つことができる。しかし相手が序盤から良いスタートを切った場合は対応するのがかなり大変になる。マリガンでは武器、強打(Bash)、叩きつけ(Slam)など低マナの除去を手に入れることを考え、それらが揃っていれば予備としてAoEの乱闘(Brawl)/報復(Revenge)もキープする。鎧職人(Armorsmith)や残酷な現場監督(Cruel Taskmaster)は鏡の住人(Mirror Entities)対策としてとっておき、レノ・ジャクソン(Reno Jackson)は回復が最大限になるように使う事。相手のマナカーブを常に気にかけてドクター・ブーム(Dr. Boom)、大魔導士アントニダス(Archmage Antonidas)などが出てきたときに処理できるようにしておくこと。(例えば可能であるなら乱闘(Brawl)を使うのを1ターン遅らせるという手段も考える。)最終的には相手の火力が尽きてジャスティサー・トゥルーハート(Justicar Trueheart)で増やした装甲への対抗手段がなくなるだろう。

 

対ハンター

このマッチアップでは、特に相手がフェイスハンターの場合、レノ・ジャクソン(Reno Jackson)が大活躍する。したがって初手でキープすることを考える。フェイスハンターに対しては武器、残酷な現場監督(Cruel Taskmaster)、鎧職人(Armorsmith)、ナイフ・ジャグラー(Knife Juggler)対策としての叩きつけ(Slam)、強打(Bash)、報復(Revenge)などをマリガンで手に入れたい。相手がミッドレンジであるならばソーリサン皇帝(Emperor Thaurissan)のようなもう少し遅いカードをキープする余裕もあるだろう。バロン・ゲドン(Baron Geddon)はサバンナ・ハイメイン(Savanna Highmane)から生まれるハイエナ(Hyena)やその他ほとんどのミニオンを簡単に処理できるので、対ミッドレンジでは最高のカードである。秘策(Trap)の解除はよく考えて行う事。(特に相手がイーグルホーン・ボウを装備しているとき)相手にアタックする必要がない状況では、それを控えてジャスティサー・トゥルーハート(Justicar Trueheart)やレノ・ジャクソン(Reno Jackson)で自身を守った方が良い事もある。

 

ドルイド

ドルイド相手にはレノ・ジャクソン(Reno Jackson)は常にキープする。相手がアグロドルイドだった場合は6ターン目までに体力を10以下に減らされることがよくあるからだ。これがすべてのカードを1枚ずつにして6ターン目で確実にレノ・ジャクソン(Reno Jackson)を使えるようにしてある大きな理由でもある。ミッドレンジドルイドに対しても(6ターン目以外で)マナを使い切らない状況で出したとしても、コンボの致死圏外に逃げるのにレノ・ジャクソン(Reno Jackson)は非常に有効だ。マリガンでは武器、マナ加速で序盤に出てくる大型ミニオン対策としての処刑(Execute)、アグロドルイドミニオンが1ヘルスのものが多いことを考慮して報復(Revenge)などを探す。もちろんいつも通り叩きつけ(Slam)、強打(Bash)なども良いキープ候補である。ソーリサン皇帝(Emperor Thaurissan)を6ターン目にプレイできれば野生の繁栄(Wild Growth)でマナ加速したドルイドに追いつけるだろう。大事なのは常にコンボの致死圏外にいることを意識する事。終盤ではゴアハウル(Gorehowl)+レノ・ジャクソン(Reno Jackson)のコンビネーションが大活躍する。

 

パラディン

パラディンはマジできついから持てるリソースを最大限有効活用してなんとか長期の勝負に持ち込もう。ペインやアーマースミス、武器が引きたい。

シークレットパラディンは相手がどの程度マナカーブに沿ってプレイできるかにもよるがそれでも厳しい相手だ。マリガンでは武器、鎧職人(Armorsmith)、苦痛の侍祭(Acolyte of Pain)、低マナ除去などに加えて全力でAoEつまり乱闘(Brawl)/報復(Revenge)を探しに行く。レノ・ジャクソン(Reno Jackson)はこのマッチアップでも相当に効果的だ。またオプションとしてヘルスが減った味方ミニオンがいるときに3マナで使えるクラッシュ(Crush)を除去が難しいティリオン・フォードリング(Tirion Fordring)対策として考えるのも面白い。ハリソン・ジョーンズ(Harrison Jones)は可能であればアッシュブリンガー(Ashbringer)対策としてとっておきたいが、相手の行動に対応できる手札がないときは兵役召集(Muster for Battle)で装備された武器を壊しながら2-3ドローしてもいい。相手がオールイン(手札を全投入)して勝負に出てきた時にはデスウィング(Deathwing)に救われることもあるだろう。

ミッドレンジやレノ入りのコントロールパラディンも数が増えてきているので、相手がシークレットパラディンでない確信があるならばマリガンでソーリサン皇帝(Emperor Thaurissan)やハリソン・ジョーンズ(Harrison Jones)を取りに行ってもいい。疲労(Fatigue)まで行くような試合は相手の除去{大抵の場合: 1x平等(Equality)、1x大物ハンター(Big Game Hunter)、2xアルダーの平和の番人(Aldor Peecekeeper)}を消費し尽くさせデスウィング(Deathwing)を出すことで勝つことができる。ジャスティサー・トゥルーハート(Justicar Trueheart)によって強化されたヒーローパワーさえあればパラディン相手に疲労(Fatigue)前にとどめを差されることはほぼない。

 

対ローグ

単純にローグのバーストダメージ圏外に逃れることができるのでレノ・ジャクソン(Reno Jackson)はこのマッチアップでも有効だ。マリガンは武器、3ヘルスミニオン対策としての強打(Bash)およびソーリサン皇帝(Emperor Thaurissan)、レノ・ジャクソン(Reno Jackson)、ジャスティサー・トゥルーハート(Justicar Trueheart)といったキーになる高マナカードを手に入れたい。ローグ相手では昏倒(Sap)による除去の優位性をできるだけ小さくするプレイングを心掛けたい。(例えばソーリサン皇帝(Emperor Thaurissan)、ドクター・ブーム(Dr. Boom)、シールドメイデン(Shield Maiden)などが昏倒(Sap)を使えない/使いにくいミニオンである。)アサシンブレード(Assassin's Blade)を使うローグも多いので*2ハリソン・ジョーンズ(Harrison Jones)を使う以外にプレイがないか考えるべきである。(強化された武器に使うのは良いアイデアである。)ボードは常に空にしてティンカーの刃研ぎ油(Tinker's Shapsword Oil)の価値を下げるようにしておこう。ロウゼブ(Loatheb)はボードクリアをできない場合の回答となりうるし、デスウィング(Deathwing)は相手がオールインしてきた場合の最終手段として機能する。

 

対プリースト

プリーストに対してはコントロール型、ドラゴンプリーストいずれでも相手の対応以上のバリューを生み出すプレイができるので得意なマッチアップになる。マリガンでは武器、処刑(Execute)、乱闘(Brawl)を探し、プレイングはうまく除去を使って立ち回ろう。(常に気に掛けるのはイセラ(Ysera)に対応可能な状態にしておくことである。)鎧職人(Armorsmith)、苦痛の侍祭(Acolyte of Pain)はできるだけ序盤にプレイし6ターン目のカバルの影の僧侶(Cabal Shadow Priest)に奪われる前に役立てること。中盤に使う乱闘(Brawl)を準備しておこう。(プリーストはバーストダメージが少なくウォリアーに対してプレッシャーをかけるのにそれなりのボード構築をする必要があるためよくあるパターン。)ジャスティサー・トゥルーハート(Justicar Trueheart)を使った後はプリーストはウォリアーを殺すことができなくなり、疲労(Fatigue)で勝つことができるだろう。イセラ(Ysera)やヘドロゲッパー(Sludge Belcher)をプレイするときには常にシュリンクマイスター(Shrinkmeister)+カバルの影の僧侶(Cabal Shadow Priest)のコンボで奪われることを考えに入れ、それが起こった場合の除去手段を用意しておくこと。(そうでなければ単にヒーローパワーを使ってミニオンをプレイせずにターンを終えること。)また、ゴアハウル(Gorehowl)はヘルス5以上のミニオンを処理するのに非常に効果的な手段である。

 

対シャーマン

シャーマンはここのところはそれほど強いヒーローではないが、2つの主流デッキであるメックアグロおよびミッドレンジタイプと当たる可能性がある。

アグロに対しては序盤のボードを取ったり回転式ザップ・オ・マティック(Whirling Zap-o-Matic)対策として武器、鎧職人(Armorsmith)、強打(Bash)、叩きつけ(Slam)などをマリガンでキープする。ハリソン・ジョーンズ(Harrison Jones)は可能ならば相手がドゥームハンマー(Doomhammer)を装備するまで出すのを我慢したい。またフェルリーバー(Fel Reaver)、ドクター・ブーム(Dr. Boom)、炎の王ラグナロス(Ragnaros the Firelord)が出てくることも多いのでそれらに対する回答を用意しておくこと。(例えば確定除去を温存する、乱闘(Brawl)/報復(Revenge)などのAoEを最大限効果的に使えるように考える、など。)

ミッドレンジに対してもマリガンはほぼ同様であるが、バーストダメージは低めなのでマナカーブに沿ってシールドメイデン(Shield Maiden)よりむしろソーリサン皇帝(Emperor Thaurissan)を出すなどより貪欲なプレイをする余裕があるだろう。小さめのミニオンの対応は武器で行い除去スペルはファイア・エレメンタル(Fire Elemental)、ドクター・ブーム(Dr. Boom)などに残しておく。乱闘(Brawl)やバロン・ゲドン(Baron Geddon)をうまく使うことでも確定除去を必要なミニオンに温存することができるだろう。

 

代替カード

デスウイングの代わりなんてねーよ。

 一番よくある質問はデスウィング(Deathwing)の代わりになるカードはないかというもの。非常にユニークな効果を持ってはいるが、ネファリアン(Nefarian)、アレクストラーザ(Alextraza)、炎の王ラグナロス(Ragnaros the Firelord)といった別の大型ミニオンを考えてもいい。

デスウィング(Deathwing)の効果について疑問があるならばぜひそれに関するYoutubeのプレイリストを見てほしい:

www.youtube.com

 

追記

(ここから先は本Blogで付け加えた部分である)

本文が長いのでガイドのマリガン部分だけを抜粋

ウォーロック

叩きつけ、灼熱の戦斧、デス・バイト

レノ・ジャクソン(Zooの場合)

処刑、大物ハンター(ハンドロックの場合)

対ウォリアー

乱闘、灼熱の戦斧、デス・バイト、ハリソン・ジョーンズ

ジャスティサー・トゥルーハート(コントロール用)

対メイジ(テンポメイジ)

灼熱の戦斧、デス・バイト、強打、叩きつけ

乱闘、報復(上記がある程度揃っていれば)

対ハンター

レノ・ジャクソン、灼熱の戦斧、デス・バイト、残酷な現場監督、鎧職人、叩きつけ、強打、報復

ソーリサン皇帝、バロン・ゲドン(ミッドレンジならば)

ドルイド

レノ・ジャクソン、灼熱の戦斧、デス・バイト、処刑、叩きつけ、強打

報復(アグロドルイド用)

パラディン

灼熱の戦斧、デス・バイト、鎧職人、苦痛の侍祭、低マナ除去スペル、乱闘、報復、レノ・ジャクソン

ソーリサン皇帝、ハリソン・ジョーンズ(ミッドレンジ、コントロールの場合)

対ローグ

灼熱の戦斧、デス・バイト、強打、ソーリサン皇帝、レノ・ジャクソン、ジャスティサー・トゥルーハート

対プリースト

灼熱の戦斧、デス・バイト、処刑、乱闘

対シャーマン

灼熱の戦斧、デス・バイト、鎧職人、強打、叩きつけ

 

*1:おそらく山の巨人を意識している

*2:ヒーローパワーに安易にカウンターするのではなく